どうもスポスペです。
少し前にウィルソンから発売されたWilson X LUXILONのハイブリッドガットに興味があったので使ってみました。
5、6年前にハイブリッドが爆発的に人気がありましたが、最近はあまりハイブリッドがそれほど主流でないのに発売となったのが気になった感じです。
ウィルソンからは新しく3種類出てますが、今回はその中でもパワー系のハイブリッドをチョイスしてみました。
今後、機会があったら残り2種類も試してみようと思います。
Wilson DUO POWER/デュオパワー
≪商品詳細≫
メーカー | WILSON |
カラー | グレー/ホワイト |
種類 | ポリエステル/マルチフィラメント |
ゲージ | ALU POWER 1.25mm(16Lg)、NXT POWER 1.30mm(16g) |
品番 | WRZ949710 |
使用したラケットとテンション
【ラケット】
プロスタッフ97CV G3
同じウィルソンのラケットで、コントロール系のラケットでパワーを体感できるか検証。
【張り上げテンション】
縦53ポンド横53ポンドで張り上げてます。横を下げてもよかったんですが、今回は判りやすいように縦横同じにしてます。
【ハイブリッド組み合わせ】
縦:アルパワー横:NXTパワーにしています。定番の組み合わせで評価します。
ガットの印象
最初に打った感触が、マイルド感たっぷりな反発系ガット。
元々パワー系をアピールしているガットなので、それは間違ってないっていうのが率直な感想です。
ポリのアルパワーもフィーリングは元々良いガットですし、NXTパワーもマルチで柔らかいっていうのがあるので、パワー系にもかかわらず全然硬さを感じないハイブリッドの組み合わせですね。
フィーリングも良く、しっかり弾いて扱いやすいガットなので、ストロークもボレーもサーブもハイブリッドガットにしては安定しているのではないでしょうか。
特にスピンは打ちやすかったです。ハイブリッドの特性もあり、反発もあるのでプロスタッフでもしっかりかけれました。
総括レビュー
今回ハイブリッドを久々に使ってみた感想としては、このパワー系ガットはテンションの調節次第ではスピン系プレーヤーでもハードヒッターの方でも使いやすいように調整ができそうだと思いました。
パワー系ハイブリッドだけあって、スピンは文句なくかけれますし、反発性の高い中厚ラケットではより弾きを活かしたスピード感あるプレーができそうです。
反発性の高いラケットであれば、テンション設定も男性であれば54ポンド前後が攻めのプレーにマッチしそうです。
スピン主体なら51ポンド前後がいいのではないかとも思います。
コントロール系のプロスタッフに今回53ポンドで張り上げましたが、このガットでストロークを重視するなら55ポンド前後が面の安定性が出しやすく安定しそうな感じです。
53ポンドより下であれば、コントロール系ラケットでスピンも主体にできるセッティングに出来そうです。
個人的な感想でテンションを勧めるなら48ポンドから50ポンドでスピンも満足に打てて扱いやすいのではないでしょうか。
今でも販売されていますが、バボラのプロハリケーンツアー/エクセルのハイブリッドより柔らかく、打球の反発性が高めで使いやすかったです。
耐久性については、それほど高くはありませんでした。意外とすぐ切れるのは、マルチの宿命でしょうか。
スピン系プレーヤーは特に寿命は短めです。
このシリーズのハイブリッドガットは、もしかしたら女性の競技者をターゲットに設計されているのでは?!
っと思ってしまうほど、このハイブリッドは使いやすかったです。